本ページにはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
評価はアフィリエイトの有無にかかわらず同一基準で行います。
停電中に「冷蔵庫・通信・照明」をどれだけ動かしたいか――その条件から“必要なポータブル電源の容量(Wh)”を3分で逆算できる記事です。
計算→おすすめ容量帯(500 / 1000 / 2000Wh)の現実解→購入前チェックまで、迷わず進めます。
この記事でできること
- 必要な電力量(Wh)を入力式で試算
- 結果に応じたおすすめ容量帯(500 / 1000 / 2000Wh)を判定
- それぞれの代表機の選び方ポイントと購入前チェックを確認
免責(まずお読みください)
本計算は“目安”です。実際の必要容量や稼働時間は、温度・個体差・経年劣化・起動時の一時的な電力上昇・インバーター効率などで変動します。計算結果だけでなく、使用する機器の定格出力・起動時の電力条件も確認してください。
3分で逆算|電力量計算機
在宅避難|必要容量 試算ツール
使い方:各家電の W(消費電力) と 時間 / 稼働率 を入力し「必要容量を計算する」。
結果は下のCTA(おすすめ容量帯)に自動反映され、ボタンの遷移先があなた向けに切り替わります。
※ 初期値は1日(24時間)分の入力例です。冷蔵庫は、製品の年間消費電力量から求めた年平均相当Wを入力してください。年平均相当W = 年間消費電力量(kWh/年)× 1000 ÷ 8760。初期値48Wは計算方法を示す入力例で、冷蔵庫一般の代表値ではありません。[1]
冷蔵庫が「何時間もつか」の現実目安と運用はこちら
年平均相当Wの求め方:年間消費電力量(kWh/年)× 1000 ÷ 8760。年平均相当Wには、冷蔵庫の稼働率をさらに掛けません。
150L冷蔵庫の停電時ランタイムを確認 | 400L冷蔵庫の停電時ランタイムを確認
Wi-Fi(W×h) + 照明(W×h) + 冷蔵庫(年平均相当W×h) + スマホ(台×Wh) + その他(W×h×稼働率)
÷ 変換効率0.85[3]
※ 冷蔵庫の年平均相当Wには稼働率を別途掛けません。起動時の一時的な電力上昇や、機器側が必要とする定格出力は、 容量Whとは別に確認してください。
おすすめ容量帯と代表機(CTA)
迷う場合は、まずこの帯の中から“信頼性と保証”を軸に選んでください。
購入前チェック(全帯共通)
ここだけ確認しておけば、大きな失敗は避けられます。気になる項目は各モデルのスペック表で再確認を。
- ✓ 定格出力/瞬間最大:家電の起動時突入に足るか(電子レンジ・ドライヤー等)。
- ✓ バッテリーの種類(電池の種類): リン酸鉄リチウム LFP(長寿命・安定だが重め)/ 三元系リチウム NCM/NCA(軽め・高出力傾向、劣化はやや早め傾向)。※実力は機種差あり[6]
- ✓ 保証年数と範囲:本体/セル/延長の可否、国内サポート窓口の有無。
- ✓ EPS/UPS:多くは数十msで切替。無停電保証ではない(PCが落ちる可能性)。[7]
- ✓ 充電:AC最大入力W/0→80%目安、発電機・車載12Vの可否。
- ✓ ソーラー:入力上限W・許容電圧/電流、コネクタ規格、直列/並列の可否。
- ✓ 重量・サイズ:保管場所・持ち運び動線・設置面の耐荷重。
- ✓ 返品条件:初期不良の受付窓口/期限/送料負担の有無。
補足:EPS/UPSとPCの相性
比較のポイント(代表機を見る前に)
迷ったらこの4つだけ比べればOK。用途に合うかを最短で見極めます。
- ✓ 容量 × 出力:必要Whと定格/瞬間が噛み合うか(起動突入に余力)。
- ✓ 充電スピード × ソーラー:AC最大W・0→80%目安と、入力上限W/許容電圧。
- ✓ 信頼性 × 保証:電池の種類(LFP/NCM)の傾向、保証年数・国内サポート。
- ✓ 機動性 × 静音:重量/サイズと設置動線、ファン音(夜間の使用感)。
小さなヒント
500–800Whクラス|軽さと必要容量のバランス
- 用途:必要容量が800Wh以下に収まる場合の候補。通信・照明・冷蔵庫などの必要Whを試算して選ぶ
- 向く人:持ち運びやすさ・収納性を重視したい家庭
- 目安:容量 約500〜800Wh、定格出力500〜1,000W、重量 約6〜10kg
- 代表例:Jackery 500 New(512Wh・定格500W)/BLUETTI AC70(768Wh・定格1,000W)
500–800Wh帯の代表機
持ち運びやすさを優先するなら500Wh前後、 冷蔵庫などへの余裕も見たい場合は700Wh台までを候補にします。 実際に必要なWhは試算結果をもとに確認してください。
512Whで約5.7kg。 容量を確保しながら、持ち運びや収納のしやすさも重視したい家庭の候補です。
768Wh・定格1,000Wで約10.2kg。 500Wh級より容量と出力に余裕を持たせたい家庭の候補です。
[メーカー公式] 容量・定格出力・重量などはメーカー公称値です。 実際に接続できる家電は、必要な定格出力や起動時の一時的な電力上昇も含めて確認してください。
1000Whクラス|冷蔵庫+通信・照明も考える
- 用途:冷蔵庫だけでなく、通信機器や照明なども同時に備えたい場合の候補
- 向く人:冷蔵庫+通信・照明をまとめて備えたい家庭
- 目安:容量 約1,000Wh、定格出力1,500W級、重量 約10〜12kg
- 代表例:Anker Solix C1000 Gen 2(1,024Wh・定格1,500W)/Jackery 1000 New V3(1,024Wh・定格1,500W)
1000Wh帯の代表機
冷蔵庫だけでなく、通信機器や照明なども同時に備えたい家庭で検討しやすい容量帯です。 実際に必要なWhは試算結果をもとに確認してください。
1,024Whの容量と1,500W級の定格出力を備えた候補。 充電速度と本体サイズのバランスも重視したい家庭向けです。
1,024Wh・定格1,500Wで、約10.6kg。 1000Wh級で重量を抑えたい家庭の候補です。
[メーカー公式] 容量・定格出力・重量などはメーカー公称値です。 実際に接続できる家電は、必要な定格出力や起動時の一時的な電力上昇も含めて確認してください。
2000Whクラス|長めの停電や複数機器も考える
- 用途:必要Whの計算結果が大きい家庭や、複数機器を使う余裕を持たせたい場合の候補
- 向く人:長めの停電への備え/複数機器も使いたい家庭
- 目安:容量 約1,900〜2,050Wh。重量・定格出力は機種差が大きいため個別に確認
- 代表例:Jackery 2000 New V2(2,048Wh・定格2,200W)/EcoFlow DELTA 3 2000 Air(1,920Wh・定格1,000W)
2000Wh帯の代表機
必要Whの計算結果が大きい家庭や、複数機器を使う余裕を持たせたい場合の候補です。 容量はメーカー公称値で、定格出力や重量などは機種ごとに確認してください。
2,048Whの大容量と定格2,200Wを両立。 容量だけでなく高い定格出力も重視したい家庭の候補です。
1,920Whながら約17.5kg。 2000Wh級で保管場所や持ち運びやすさも考慮したい家庭の候補です。
[メーカー公式] 容量・定格出力・重量などはメーカー公称値です。 実際に接続できる家電は、必要な定格出力や起動時の一時的な電力上昇も含めて確認してください。
使い方の“現実”早見
- “冷蔵庫は“開閉回数を減らす”だけでも消費が大きく変わります(庫内を詰め過ぎない/強冷を避ける)。[8]
- スマホは低速充電(5V帯)中心に。PCは必要時のみ・輝度を落とす。
- ソーラーは天候依存:晴天1枚=100W級で実効60–80Wが目安。並列/直列・日陰・温度で出力は大きく上下。[9]
よくある質問(FAQ)
計算はどれくらい正確ですか?
どの容量帯を選ぶべきか迷います。
ソーラーパネルは必要ですか?
設置可否(方角・影・取付位置・ケーブル長)を確認のうえ、
入力W × 日照h ≒ 1日の発電量(Wh)[9] を目安に不足分を容量で補います。併用時は本体の「ソーラー入力仕様」(電圧・電流・最大W)に適合しているかも確認してください。
EPS(疑似UPS)でPCは守れますか?
クリティカル用途は無停電UPSの併用をご検討ください(ポータブル電源で給電しつつ、手前にUPSを入れる二段構成など)。
冷蔵庫を守るには?
充電時間の目安は?
バッテリー容量(Wh) ÷ 充電入力(W) で見積もれます。例:1,000Wh を 500W 入力なら約2時間。実際は終盤の充電制御で少し伸びます。最大入力Wや0→80%の時間もメーカー仕様で確認しましょう(ソーラー・車載は天候や電圧で変動します)。
保管とメンテナンスのコツは?
併せて、ファーム更新・セルバランス運転の指示がある機種は定期的に実施し、端子・ケーブルの傷みも点検しましょう。
在宅対応の備えは何日分を目安にすればいい?
72時間は「救助活動・ライフライン復旧に時間を要する目安」。まずは3日分を基準に、地域特性や家庭事情(医療機器・乳幼児・ペット等)に応じて上積みしましょう。
- 水・食料:家族構成に合わせて日数分を確保(調理不要の品も混ぜる)
- 電源:本ページの試算結果(1日分の必要Wh)× 必要日数を目安に、余裕が欲しければひとつ上の容量帯やソーラー併用を検討
- 情報・通信:スマホ充電手段、ラジオ等(停電時の情報取得手段を二重化)
- 衛生:簡易トイレ・ウェットティッシュ等
- 個別事情:常用薬・CPAP等の医療機器、乳幼児用品、ペット用品
参考・出典
計算式と本文中の主な数値・注意事項について、参考資料をまとめています。
-
冷蔵庫の年間消費電力量と年平均相当W
家庭用冷蔵庫は JIS準拠の年間消費電力量が公表されています。本ツールでは、年間消費電力量(kWh/年)× 1000 ÷ 8760 で年平均相当Wに換算し、使用時間を掛けて必要電力量の目安を計算します。年平均相当Wには稼働率を別途掛けません。
参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ 2024」 / 省エネ型製品情報サイト(トップランナー/JIS計測) -
Wi-Fiルータ/ONUの消費電力の代表値
家庭用Wi-Fiルータは製品世代で差があるが、実使用の平均消費電力は概ね数W〜十数W。ツールの初期値 10W は上限寄りの保守値として設定。
参考:BUFFALO WSR-3200AX4S:最大約15W(仕様) / 三菱電機 GE-PON ONU:消費電力8W以下(取扱説明書) -
変換効率(インバーター/充放電の総合効率)
家庭用ポータブル電源の実効効率は、メーカー一次情報で AC出力は約80%、DC出力は約85%が代表値。式中の÷0.85は「DC主体〜混在運用の代表効率」として採用。
参考:Jackeryサポート:AC約80%/DC約85% -
スマホ1台あたりの1日エネルギー(目安10〜15Wh)
近年のスマホ電池は 12〜18Wh 程度が一般的。例:iPhone 15 は約12.98Wh(分解情報)、Pixel 8 は公称4575mAh(約17Wh相当)。満充電と充電ロスを考慮し、保守目安として 12Wh/日を採用。
参考:iFixit:iPhone 15 の電池容量(Wh) / Google Pixel 8 仕様(電池容量の代表値) / Jackery:mAh→Wh 変換解説 -
計算上の余裕の扱い
本ツールでは一律の安全係数を計算式に上乗せせず、入力した使用電力量を変換効率0.85で逆算して必要容量Whの目安を表示します。起動時の一時的な電力上昇や機器側が必要とする定格出力は容量Whとは別に確認し、必要に応じて上位容量帯も比較してください。 -
電池化学の違い(LFP と NCM/NCA の特性比較)
LFPは安全性・サイクル寿命に優れ、NCM/NCAは高エネルギー密度に優れる。基礎特性の一次資料・レビューで確認。
参考:Battery University:リチウム系比較 / JIEC(査読):LIB化学系の比較評価 -
EPS(疑似UPS)の切替時間と限界
メーカー一次情報で切替≦30msが明記。PC用途ではATX電源のホールドアップタイム(≳16msが規格目標)や負荷条件によっては落ちる可能性があり、無停電は保証されない。
参考:EcoFlow:RIVER 2(30ms以内に切替) / EcoFlow取扱説明書:本機能は完全なUPSではない旨 / Intel ATX 3.0設計ガイド:Hold-up Time要件 -
停電時の食品安全(冷蔵庫の開閉最小)
公的機関は「停電中は扉の開閉を控える」「温度管理に注意」等を明示。
参考:消費者庁:停電時の注意(開閉を控える) / CDC日本語:停電時の食品安全 -
ソーラーパネルの簡易発電量推算
JPEAの代表値(1kWあたり年間約1000kWh)から日次目安は約2.7kWh/日。式はシステム容量[kW] × 日照[h](≒PSH)を基礎に、損失係数で調整。
参考:TEPCO:1kWあたり約2.7kWh/日(JPEA由来) / 京セラ:kW×h=kWhの基礎と発電量の目安 / 気象庁:日照時間の定義(直達0.12kW/m²以上) -
在宅対応の備え(初動72時間)
国・自治体は「3日分(72時間)」の備蓄を明記。可能なら1週間を推奨。
参考:首相官邸:備えチェック(最低3日分、推奨1週間) / 東京都:なぜ3日分か(救助の72時間)
更新履歴
- v0.1:初稿(計算機+容量帯ガイド+購入前チェック)。
医療に関する内容は一般的な情報であり、医療的助言ではありません。 医療機器の選定・運用・停電時の対応は、主治医・訪問看護・機器提供会社の指示に従ってください。 UPSの切替時間(ms=ミリ秒)やDC直結の可否は必ず公式仕様をご確認ください。
市販ポータブル電源の「UPS/EPS/バススルー」は多くが瞬断(数十ミリ秒程度)を前提としており、無瞬断を保証するものではありません。機器によっては再起動・誤作動・故障のリスクがあります。生命維持・治療継続が必要な機器については、メーカーが案内する純正または推奨の外部電源・バッテリー・無停電電源構成の利用を検討してください。
最終更新:


コメント